プロダクトプランニングセンターK&Mの書籍


アンティーク&オールド絨毯に見る

近代ペルシア絨毯100年の歩み

 

20世紀

近代ペルシア絨毯の変遷

 

 

18世紀以前に製作された、いわゆるペルシア絨毯の名品とよばれるものは、その多くが、美術館や博物館、あるいは一部の好事家たちの手に納まって、一般の市場では見かけることが出来なくなっています。

 

市場にでてきて、人々の目にふれ、また、私たちが手にする機会のあるアンティークと呼べる絨毯は、古いものでも19世紀末から20世紀初頭の絨毯です。

 

この時代の絨毯は、19世紀半ば以降、活発化した欧米向けの注文生産品として、いわゆる輸出用に製作されたものが多く、その中には、明らかに欧米文化の影響を受けて製作されたと見られるものも数多く含まれています。

 

このため、学識経験者たちの間では、生産地固有の伝統が失われたものとして取り扱われ、学術的研究の対象外に置かれてきました。もちろん、総合的なリサーチや系統的な分析、評価もなされてきませんでした。

 

しかし、近年、その価値を改めて見直そうとする動きがではじめています。もちろん、その背景には、前述したように、アンティーク市場の枯渇問題があり、20世紀近代の伝説的工房の作品や、残存する類例の少ない産地の絨毯など、希少価値のあるものに、市場の注目が集まりはじめたことにもよりますが、絨毯愛好家たちの増加に伴って、新しい時代の息吹を感じられる作品として、この時代の絨毯を積極的に評価する人々が増え始めたことも、その一要因となっています。

 

では市場において、ペルシア絨毯の本国イラン、あるいは日本の流通業界で、どのような絨毯がこの時代の名品とされ、あるいは希少性のあるものとして取り扱われてはじめているのか…

 

本書では、図録として収録した、この時代の名品とされる100点の作品を事例として、その評価のポイントとなっているものを詳しく解説させていただいています。

 

21世紀現代のペルシア絨毯を語る(評価していく)上で、欠かせない知識…

 

19世紀末の復興劇から、近代ペルシア絨毯の成立まで、100年の歩みを捉えた本書は、単なるペルシア絨毯の研究図書ではなく、

 

新たなブームの到来が予想される…20世紀近代のアンティーク&オールド・ペルシア絨毯の手引書としても、ご活用いただける内容となっています。

 

 ペルシア絨毯の愛好家の皆さんのみならず、ペルシア絨毯の流通に携わる業者、業界の方々にも、ぜひ、ご一読願いたい…書籍です。

 

プロダクトプランニングセンターK&M

河崎憲一

真鍋保夫

 

20世紀近代ペルシア絨毯の変遷

■収録作品/100点

■A4版/280頁:ハードカバー

■定価9000円税別

■送料/無料

 

ご注文のコーナーへ

 

■製作/プロダクトプランニングセンターK&M

 

 

 

 

ブックカバー


目次



近代ペルシア絨毯とその展開/サンプルページ

 


図版/サンプルページ