国立民族学博物館創立20周年記念・特別展
じゅうたん(絨毯)シルクロードの華”。
Woven flower of Silkroads
杉村棟国立民族学博物館教授(現名誉教授)を実行委員長に、国立民族学博物館創立20周年記念特別展として、我が国初の絨毯をテーマとした本格的な展覧会として企画された“じゅうたん(絨毯)シルクロードの華”。メトロポリタン美術館をはじめとし、国内外の数多くの美術館・博物館から、世界第一級の名品絨毯が数多く出品され、かつてない大規模な絨毯展として、日本国内だけでなく、海外からも大きな注目を集めました。K&Mが、展示デザインと展示設計を担当させていただいた、最も思い出深い展覧会のひとつです。
会期/1998年9月8日~11月29日
主催/国立民族学博物館
後援/外務省、朝日新聞社
特別協力/(財)祇園祭山鉾連合会、鷲峰山高台寺、徳川美術館、(株)龍村美術織物、オリエント・スター・コレクション、ティッセン=ボルネミッサ財団、プロイセン文化財団、ベルリン国立博物館、メトロポリタン美術館、リンデン博物館、ブルックリン博物館
協力/国際交流基金、(財)アサヒビール芸術文化財団、(財)なら・シルク
ロード博記念国際交流財団/シルクロード学研究センター、(財)千里文化
財団、日本万国博覧会記念協会、フジライトカーペット(株)、(株)絨毯
ギャラリー
展示設計/プロダクトプランニングセンターK&M
ならシルクロード博
NHK文化センター「シルクロード手織り絨毯館」
1988年4月23日から10月23日まで、183日間にわたって、奈良市の奈良公園周辺と開催された「ならシルクロード博覧会」。「シルクロード手織り絨毯館」は、そのメイン会場となった春日野会場の人気パビリオンのひとつとしてNHK文化センターによって開設され、200万人近い来場者を記録。
美しい手織り絨毯が、シルクロードの沿道諸国に居住する人々の大切な生活用具であるばかりでなく、芸術的香りの高い、人類の偉大な文化的遺産のひとつであることを、ひろく日本の人々にご紹介し、ご好評を博しました。K&Mは、このパビリオンの企画プロデュースから、展示設計までを担当。「手織り絨毯」をテーマとした様々な展覧会や展示会の企画に、本格的に取組む切っ掛けを与えてくれた、もうひとつの思い出深い展博企画です。
出展者/NHK文化センター
実行委員長/林 雅夫
総合プロデューサー/庭山 卓
館長/島岡幸男/NHK文化センター
展示企画・プロデュース/プロダクトプランニングセンターK&M
真鍋保夫・河崎憲一
協賛/絨毯ギャラリー、大装株式会社、フジライトカーペット株式会社、株式会社東京ソワール
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